こんにちは、raraです。
今までの人生の中でも、特別で過酷だったつわりの数ヶ月間。
そんな時期のことが一瞬で蘇る時が今でもあります。
それは「つわり当時に聴いていた曲を耳にした時」
これって私だけでしょうか…。いや、きっと違うはず。
その曲を少し聴いただけで、思い出すどころか、
吐き気を催してしまうこともあります(笑)
言ってしまえばトラウマのようなものですね。
今回はこの不思議な体験について振り返ってみます。
音楽を聴いたら、吐き気。
特定の音楽を聴、つわりの記憶が呼び起されてしまったエピソードが2つあります!!
ep.1 急な車酔い…じゃない!!
まだ上の子が小さかった頃。
その日は夫の運転でドライブをしていました。
いつものように車内で好きな音楽を流していると…。
あれ、なんか気持ち悪い、なんか嫌な感じ。
あー、車酔いだ。
体調や道次第で酔うことは珍しくなかったので、
携帯を見るのをやめて、窓を開けたり遠くを見てやり過ごしていました。
でも、なんだろうこの違和感…
なんか、寒い冬を思い出すような…あ!!!!
そうです。思い出しました!!!
私がつわりピークだったのは1月。
鮮明にその時の記憶が蘇ってきました。
この曲、つわりのときによく聴いてたやつだ~~!!!
実はこの曲、私自身も好きで、
さらに当時働いていた店でかなり頻繁に流れていたものでした。
吐き気に耐えながら立ち仕事をしてる時にヘビロテされていた曲。
一瞬で当時に引き戻され、気分が悪くなってしまったのです(笑)
こんなことってあるんだなぁ…としみじみ思いました。
ep.2 久しぶりに見た子ども向け番組で
2人目の妊娠出産を経て、しばらくたったある日。
当時上の子が好きだった子ども向け番組の録画を久しぶりに見ていたら
急に気持ちが悪い。
もう2回目なのですぐに分かりました。
つわりの時に聴いてたからだ…。
その番組内で流れていたのは「月の歌」。
毎月新しい「月の歌」があって、
同じタイミングで毎日流れるんです…。
当時、上の子は離乳食後期。
2人目のつわりで一番つらかったのは
「離乳食の準備」
「うんちのオムツ替え」でした。
食べ物のにおいも、排せつ物のにおいも、つわりにはダメージ大。
朝、離乳食の準備を頑張ってるときにちょうどその歌がテレビから流れていたんですね。
一瞬で蘇る「つわりの記憶」
この2つの体験をしてから、音楽でつわりを思い出すことってあるんだ。
ということに気づきました。
その2曲以外にも、確かにつわり当時よく聴いていた曲はイントロが流れた時点で
胃がむかむかしてきます…。
よく考えれば、私は元々感受性も強くて
音楽ひとつで当時の情景を思い出しやすいタイプでした。
学生時代に友達と聴きまくった曲で
甘酸っぱい気持ちを思い出したり、寒い冬の匂いを思い出したり…。
そういうことって、多かれ少なかれ誰にでもありますよね。
音楽以外にも、「匂い」も記憶を呼び起こすきっかけになることも多いです。
例えば、夕方の住宅街でカレーの匂いがしてきたら、なんか実家に帰りたくなるみたいな(笑)
そういえば、私の母はつわり時代に食べた「親子丼」がトラウマになっているようで、
30年経った今でも卵でとじてある食べ物が苦手で、気持ち悪くなるって言っていたな。
やっぱり、大きな経験をした時って、いろんなことが記憶と結びつくんですね。
ちょっと科学的に
この現象について少し調べてみたら
心理学、医学的に“嫌悪学習”や“条件付け”として説明できるらしいです!!
つわりで気持ち悪い時期に流れていた音や匂いが、脳に”不快な記憶”として結びついてしまうそう。
楽しいことだけが結びついてほしいけど、そうはいかないのが人間の脳の不思議なところですね(笑)
嫌な記憶も、私の人生!!
今回は私の「音で蘇るつわりの記憶」についてまとめてみました!!
同じような経験した方もきっといると思います。
でも、音楽のそういうところが面白くて、好きだったりもします。
その時の特別な感情って、時間が経つと必ず忘れちゃう。
でもそれが、音楽を通じて一瞬で蘇るってすごいことじゃないですか?
特別な感情になったとき、涙を流したいとき、ほっこりしたいとき
「過去の感情プレイリスト」の引き出しを開けて、似た感情を探したくなります。
つわりを思い出して、気持ち悪くなっても仕方ないんだけど(笑)
あーそういうこともあったな、あの時がんばったんだなって思うだけで、
私はなんだか勇気づけられるんですよね。
我ながら変だなぁ。
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