raraです!!
妊娠生活のなかで、切っても切り離せないのが「つわり」。
ドラマや映画で、ヒロイン女性が「ウッ」とえずいて洗面台へ向かうシーン…
誰でも一回は見たことがありますよね。
私自身、つわりってその程度の知識しかありませんでした。
まさか、あんな地獄を見ることになるとは。
今回は、私が体験したつわりについて
その始まり、症状、ピーク、乗り切った方法についてまとめてみました。
つわりの開始
つわりの一般的な開始は5~6週ごろ。
私自身も、まさに妊娠発覚から割とすぐ
5週ごろからなんとなくつわりが開始したように記憶しています。
初めは「なんか胃もたれしている」
という感覚でした。
もしかしてこれがつわり…??
と思ったのを覚えています。
最初のうちはいわゆる
「食べづわり」
という症状でした。
食べづわりとは、空腹時に気持ちが悪くなったり吐き気を催し
少しお腹が満たされると楽になるというものです。
その時点ではまだ普通に食事も摂れていたので、
空腹を避けるように間食をとりながら生活をしていました。
寝起き、気持ちが悪すぎて朝食をパスして仕事に行ってみたら、
空腹度合いの強さに体調がどんどんと悪くなり、しんどい思いをしました。
職場にも小さいおにぎりを持っていき、こそこそ1時間の置きで食べてお腹を満たしていました。
食べづわりの人は、つまめるものを常備すると安心。
ただし、体重増加には注意!
つわりのピーク
ピークは妊娠9週
一般的に8~10週がピークと言われていますが
私の場合も、8週から12週ごろが一番つらく、
人生で一番く感じた5週間でした…
とくに9週が一番しんどかったです!!!!
辛すぎて泣いてましたね(笑)
もともとメンタル豆腐なので…
もういっそ1週間くらいがっつり仕事休みをとってしまいたいって思ったけど
そのあと切迫流産になる可能性とか、今よりもっとひどいつわりで入院することになるかもって思ったらやっぱりそれは選択できなくて、なんとか毎日踏ん張っていました。
今では1か月なんてあっという間に過ぎ去ってしまうけど
当時は1日1日が本当に長くて長くて、早く時間が経ってほしかった…
もはや食べづわりじゃなくなる
食べづわりだと思ってたけど、もはや食べようが食べまいが関係なく
一日中気持ち悪くて、船酔い状態。
えずくたびに胃が攣るような感覚が怖くて、嘔吐恐怖症の私には地獄そのものでした。
でも気持ち悪い状況がなによりもつらくて死にたくて、
「吐いて一瞬でも楽になるならその方がいい」
と初めて思い、トイレで自分の心と戦ったりもしました。
夕方~夜が特につらい時間帯
仕事中はアドレナリンでなんとか持ちこたえていても、帰宅後は何もできずにひたすらベッドに横たわるだけの日々。
とにかく体がだるくて動けなくて、気持ち悪くて
携帯やテレビも画面酔いするので目をつぶって過ごす。
お風呂や歯磨きができないこともザラでした。
においと食欲の変化
キッチンのにおいが無理になり、冷蔵庫を開けることすらできず家事は完全にストップ。
つわり期間は一度も料理や皿洗いをしませんでした。
つわりあるあるで、冷たくて酸味のあるものが恋しくなりました。
冷麺や冷やし中華が食べたかったのですが、
ちょうど真冬だったのでコンビニやスーパーに全然売ってない!!!!
夫をあちこちのお店に走らせたのが懐かしい(笑)
とにかく一日が長かった
毎日、とにかくこの辛さからいつ脱却できるのかということで頭がいっぱいでした。
「つわり いつまで」
「つわり ピーク」
「つわり 楽になった」
こんなワードで何度も検索しては同じ記事を読む日々。
中には「10週ごろには落ち着く人も」なんて文を目にし、
10週までの日にちを指折り数える。
いざ10週に到達しても変わらない状況に絶望…その繰り返しでした。
ピークアウト
12~13週ごろピークアウト
ピークの頂点がは妊娠9週。
そこから少しずつ「楽な時間」が増え、またぶり返し…を繰り返しながら
グラデーション的にゆっくりとピークアウトいていきました。
気持ち悪さという面で楽な時間は増えたけど、
全体的な体のだるさや疲れやすさは変わらずで、仕事終わりは何もできないという状態は続いていましたが😂
14週あたりにはかなり楽になり、生活も戻っていきました。
それでも忘れたころに突然吐き気を催すということはありましたが
安定期に入る16週頃には落ち着きました。
私が試した対策
口の中をリセットするお菓子
つわり中、「口の中がまずい」
という謎の症状に侵されました。
これ、同じような経験する人多いみたいです。
何も食べてなくても、とにかく口の中がまずくて、なんか気持ち悪い。
それを紛らわせるために、私は梅干しのお菓子を愛用していました!!!
とくに梅干しがシート状になっているもので、味はかなりしょっぱくて酸っぱいもの。
仕事中にこっそり食べられるので、助かりました。
冷たい食べもの
食べられるものがない中でも、冷たいものなら食べられることが多かったです。
そうめん、冷麺、冷やし中華など…それもピーク時は食べられなかったけど。
あと、アイス代わりに冷凍フルーツをたべていました!!!
コンビニに売っているカットパインを冷凍庫にいれて、即席冷凍パインの完成。
これは、体重管理が重要な妊娠後期でも大活躍しました。
アイス欲が軽く満たされます。
つわり軽減リストバンド
つわりのつぼを押すリストバンドはがあったので即購入。
効果は分からなかったけど、
お守り代わりになりました(笑)
とにかく藁にも縋る思いでしたね。
乗り越え方
仲間を見つける
つわりを乗り越えた私の一番支えになったのは
同じようにつわりで苦しむ仲間たちです。
Twitter(現X)で、妊娠週数の近い妊婦さんを見つけ、
日々そこに愚痴を書いたり
共感したり、励ましてもらったり…
23歳で初めての妊娠。
周り経験者が少なかった私にとっては
リアルタイムで同じ苦しみを共有できたことは大きな支えになりました。
夫に最大限サポートしてもらう
とにかく家事ができなかったつわりピーク時、
何も言わずすべての家事をやってくれた夫には本当に感謝しています。
つわりの辛さやホルモンバランスの乱れで
急に泣き出したり弱音を吐いた時も、常に優しく寄り添ってくれていました。
私が「これなら食べられそう」と言ったものを
深夜でもコンビニに探しに行ってくれたこともありました。
夫のサポートがなければ乗り越えられなかったなぁと思います。
おわりに
今、つわりで苦しんでいる人へ。
「生きてるだけでえらいね」
「毎日がんばってるね」
妊娠って幸せなことなのに、こんなにつらいなんて。
こんな風になるなら妊娠なんてしたくなかった。
そう思ってしまうことだってあります。
でも大丈夫。必ず終わりが来ます。
中には、出産までつわりが続く人もいます。
それでも、出産後には必ず終わります。
終わりのないトンネルの中にいるように感じても
もう二度と料理なんてできないと思っても
大丈夫。今、私元気に毎日料理しています。
いつか必ず解放される日が来るから。
もう十分頑張っているので
頑張らなくていいです。
ただ日が経つのを待つこと。
その中で、
少しでもが楽になる方法を見つけながら
周りの人の力も借りながら
どうかどうか、乗り越えられますように。
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